出光興産株式会社の出資子会社である出光ルブテクノインドネシアは、インドネシアにおける高性能潤滑油の需要増加に対する供給能力強化を目的に、ブカシ県内に年間5万キロリットルの生産能力を有する潤滑油製造工場(以下、チカラン工場)を新設し、11月7日に開所式を行った。
チカラン工場は最新鋭の生産設備を備えており、2輪車・4輪車への初期充填用エンジンオイルと、交換用のOEM製品を主力として製造する。
既存のカラワン工場は日系の関連企業が多数進出するカラワン工業団地内にあるが、拡張余地がなくなったことから近郊のブカシ県にチカラン工場を新たに設立した。チカラン工場の新設により、インドネシアでの同社の生産能力は合計で年間11万5000キロリットルとなる。なお、チカラン工場は同社が海外で直営する7カ所目の潤滑油製造拠点となる。
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