13日午前8時半過ぎ、北スマトラ州の州都メダンにある州警察本部で自爆テロとみられる事件が発生した。自爆テロ犯はその場で死亡、爆発現場付近にいた5人の警察官と1人の民間人が巻き添えになり負傷した。
爆発が起きたのは麻薬捜査課の近くにある駐車場で、犯人はオンライン配車サービスの出前宅配運転手を装って緑と黒のユニフォームを着用し、大きなリュックに爆弾を入れて侵入したとみられる。犯人はメダン出身の24歳の男で、警察本部のゲートを通過する際に職員から訪問目的について2度質問されたが、無犯罪証明書（SKCK）の申請をすると述べていたことが分かった。
今回の自爆テロ事件を受け、ブディ・カルヤ運輸相はオンライン配車サービスのユニフォームや備品が簡単に入手できてしまう現状を問題視し、流通経路などについて関係者と協議する予定。対テロ特殊部隊はテロに関与した容疑で8人を逮捕している。
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