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大型ロケット発射試験場 パプアに建設予定

インドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)は、パプア州ビアクに大規模なロケット発射試験場を建設予定であることを明らかにした。西ジャワ州南ガルト県にある既存のロケット発射施設よりも規模が大きく、より大きなロケットが打ち上げられると関係者は説明する。
候補地となっているパプア州ビアクは、赤道に近く太平洋に面しているなどロケット発射において好条件が揃っていることからLAPANは、1980年代に100ヘクタールの土地を準備していた。LAPANは2024年にロケットのテスト発射を計画しており、関係者は「新施設はインドネシアの衛星打ち上げ技術と運用スキルのアップに大いに役立つことを期待している」とコメントしている。
LAPANは既に人工衛星の開発技術は取得しており、アメリカなど諸外国のロケットで打ち上げを成功させている。