株式会社シノケングループは、インドネシアのヌディワルヨ大学(以下、UNW)と、介護人材確保の戦略の一環として独占的な枠組みを前提とした基本契約を締結したことを11月12日に明らかにした。
UNWはスマランにある総合大学で、看護・医学系の学生が多数在籍している。具体的な取組み内容としては、UNW内に日本語研修センターを開設し、看護・医学系の学生を中心に日本語能力を身につけてもらい、主に特定技能1号の制度を活用し、来年の夏頃を目指し、日本国内でシノケンが保有する介護施設への就労を予定している。
日本では、今後2025年度までに介護人材が34万人不足することが発表されている。同社は将来の介護人材不足を踏まえ、将来的には他の学部からも人材を受け入れ、介護の分野に留まらず様々な業種へ外国人人材の受け入れを行い、人材ビジネスへの拡大も視野にライフケア事業のさらなる成長戦略を描いていくとしている。
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