西ジャワ州ガルト県バヨンボン郡チケドカン村で11月20日、サマラン第1公立小学校の生徒らが蜂に襲われ、数十カ所を刺される事件が発生した。襲われたのは10歳から13歳の子ども4人で、そのうちアルミ・ファウジさん(11)が搬送先の病院で死亡が確認された。
4人は近所のモスクにできた蜂の巣を木の棒で壊して遊んでいたところ、巣の中にいた蜂が一斉に子どもたちを襲ってきたという。子どもたちは塀を飛び越えて逃げ出したが、塀が高く飛び越えられなかったアルミさんだけが逃げ遅れた。蜂に刺された子どもたちは、村の健康指導センターでトウガラシを使った伝統薬を塗るなどして応急処置が施されたが、頭痛が続いているという。
アルミさんの葬儀には、村中の子どもの母親たちも参列し、悲しみに暮れている。軍管区司令官によると、消防局の職員らが同日夜に蜂の巣を撤去したとのこと。
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