北ジャカルタのスントゥール・アグンで11月14日、洪水対策の河川工事を行うために、川岸の違法建築の取り壊しと住民の強制退去が実施された。これを巡って、ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事が厳しく批判されている。
アニス氏は2017年の州知事選挙において、当時知事であったバスキ・チャハヤ・プルナマ(通称アホック)前知事が行っていた違法住民の強制退去政策を繰り返し非難していた。それにも関わらずアニス氏が強制退去に踏み出したことについて、実質的にアホック氏が行っていたことと何も変わらないと、弁護士や州議会議員から批判が殺到している。
州政府や議会の中にはアニス氏を擁護する意見もあるが、アニス氏は強制退去を行う前に住民とよく話し合いを行うべきだったとの意見が大勢を占めている。
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