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パプア語の魅力とは?

インドネシアには様々な魅力あふれる文化や言葉があるが、パプア語の認知度は低い。西パプア州やパプア州では、インドネシアからの独立を目指す闘争が頻発し、昨今では警察による学生への侮辱発言などから各地に暴動が広がり、緊迫した空気が続いている。一方で、パプア語や自然の壮大さについて語られることは少ない。
インドネシアからの移民もいるが、原住民が話すパプア語は約270種類あり、日常会話にはマレー系パプア語が使用されている。また言葉を短縮することが多く、「saya(私)」を「sa」、「punya(持っている)」を「pu」、「kamuまたはkau(君)」を「ko」、「pergi(行く)」を「pi」といった具合になる。
この他にも固有名詞の付け方や呼びかけにも様々な特徴があり、言語にもその豊かな文化が現れている。またパプアの人々は優しく、ひとたび仲が良くなると親族のような付き合いをするという。