パプア地方で長年続いているパプア独立を目指す「自由パプア運動(OPM)」を主軸とした勢力は、12月1日を「パプア独立記念日」としている。軍や警察などの治安当局は、この日に向けてOPMや独立を求める住民らの再熱を警戒し、当局トップが現地入りして厳戒態勢を敷いた。
またジャヤプラ警察は11月30日午後10時頃、禁止されている「明けの明星」旗を所持し、記念日を祝う準備をしていたとして住民34人を逮捕。住民に対して「冷静に行動し、扇動に同調しないように」と呼び掛けた。
他にも大学生4人がジャヤプラ市内の教会で同旗を掲げたとして逮捕されたが、その後の調べで騒乱を企てた訳ではないと判断され、釈放された。国家警察によると、独立記念日とされる1日に暴動などは発生しなかったという。
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