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北ナトゥナ海で台湾旗の漁船を拿捕

インドネシア海軍は1月22日、領海巡察中に北ナトゥナ海のインドネシア管轄海域内で、違法に漁業活動を行っている台湾の旗を掲げた外国漁船を拿捕した。

同船は、捜査のためラナイ海軍基地に曳航された。9人の乗組員のうち2人が台湾国籍で、7人はインドネシア国籍とみられる。船長は台湾国籍でフ・シン・ジュンと名乗っている。

インドネシア海軍の発表によると、同船はインドネシアの排他的経済水域(EEZ)内で、漁業許可証を持たずに規制に準拠しない漁具を用いて非合法に漁業活動を行っていた。4つある船倉からは、計12トンの魚が見つかった。海軍の巡察船はこの船に対して停止するよう合図を送ったが、追跡を避けて速度を上げたため、軍の規則に沿った操縦によって船を停止させた。

同船は漁業に関する法律2009年第45号に違反しており、6年以下の懲役もしくは200億ルピア以下の罰金を科される可能性がある。