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ハーレーダビッドソン密輸容疑でガルーダ社長を解雇

エリック・トヒル国営企業相は5日、ガルーダ・インドネシア航空のアリ・アスカラ社長を解任した。
エアバスA330-900の新機体の納入時に、中古のハーレーダビッドソンの大型バイク1台と高級折り畳み自転車「ブロンプトン」2台が積まれており、これらがアスカラ氏が個人的に指示し、密輸を行ったものと確認されたことから解任に至った。
同機は同社が新規購入したもので、フランスから到着した際、積荷目録や搭乗者名簿には同社の幹部と従業員だけが記載されていたにも関わらず、税関職員が機内から積荷を発見し押収した。
社長解雇の発表を受けて同日、同社の株価はインドネシア証券取引所で0.8%下落した。中古のハーレーダビッドソンのバイクは分解されて15個の箱に詰められていたとのこと。このバイクの価格はおよそ8億5千万ルピアで、自転車は1台あたり5~6千万ルピアとみられる。