AURA-Green Energy株式会社と株式会社多摩川ホールディングスは、共同で推進するインドネシアでの小水力発電プロジェクトが「2020年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されたことを2日、明らかにした。
同プロジェクトは、マルク州西セラム県(セラム島西部)のSapalewa川8メガワット(MW)の小水力発電(4MW×2基)を設置し、インドネシア国有電力会社に対して売電を行い、温室効果ガス(GHG)の削減や、JCMクレジットの獲得により日本のGHG削減に貢献するというもの。
マルク州の電化率は92%とインドネシア国内では低い地域であるため、今回の事業による電力普及の早期実現が望まれている。