北ジャカルタ警察は2日、北ジャカルタのプンジャリガンで違法に携帯電話を組み立てていた製造工場を摘発した。この工場は外見は店舗だが中では過去2年に渡って携帯電話の製造を行っており、未成年者を含む若者を、最低賃金をはるかに下回る給料で働かせていた。
警察がこの店の前で頻繁に荷物の積み下ろしが行われていることを不審に思い、2週間の張り込み捜査の結果、家宅捜査に踏み切り摘発した。また警察は、西カリマンタン州に住むこの店の所有者を逮捕した。
警察によるとこの容疑者は中国から部品を取り寄せて携帯電話を組み立て、インターネット上で中国の携帯企業のブランド名で販売していたという。家宅捜査では17種類の異なる機種1万8千台を押収したとのこと。1台あたりの利益は50万ルピアから100万ルピアで、2年間の総利益は120億ルピアに上るとみられる。
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