旭化成株式会社は、医薬品の賦形剤や食品の安定剤に使用される結晶セルロース(商品名:「セオラス」、「セルフィア」)を対象に、インドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会 食料・薬品・化粧品研究所(MUI)からハラール認証を取得したと12月5日、明らかにした。
近年のイスラム圏における人口増加や市場拡大、ハラール認証規制の厳重化の動きなどを受け、ハラール認証への顧客のニーズが高まっている。同社は、こうしたニーズに応えるべく、結晶セルロースのハラール認証を取得したとのこと。
取得にあたり、製品のハラール性を確保するための品質管理システムを新たに構築し、工場全体の取り組みとして推進したとしている。また、イスラム教およびハラールについての理解を深めるための教育を、社内外関係者に実施したとのこと。
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