オランダの大手地図情報会社トムトムは、2020年の世界渋滞都市ランキングを調査した「トムトム・トラフィック・インデックス」を発表した。世界57ヵ国416都市を対象に実施された。
調査開始から前年までの10年間は世界的にも増加傾向にあった交通渋滞が、新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、初の減少傾向に転じた。
最も渋滞が激しかった都市としてジャカルタは2017年に4位(61%)、2018年に7位(53%)、2019年に10位(53%)を記録していたが、今回は31位(38%)と渋滞レベルが大幅に低減した。今年最も渋滞が激しかった都市は、ロシアのモスクワ(54%)だった。