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コロナによる失職者が農業に参入

新型コロナウイルスの流行拡大とそれに伴う移動制限による影響が広げる中、インドネシアで職を失った人の中に、農業を始める人が出てきている。

イジョン・プルバさん(33歳)は、以前は北スマトラ州メダンで小さなコーヒーショップを経営していた。しかし、新型コロナウイルスの流行以降、メダンでも移動制限が発令され、コーヒーショップの客足が大きく減った。このため、最終的に店を閉めたという。

その後、イジョンさんは出身地の農村に戻り、コーヒー豆などの栽培を始めた。

イジョンさんは「都市では労働者や専門職だけではなく、コーヒーショップもまた、新型コロナウイルスの流行拡大による打撃を受けている」と指摘する。

また「コーヒーショップを再開するという選択肢もあるが、いまはコーヒー豆の栽培に力を注ぎたい」と述べている。