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インドネシアの観光業低迷 外国人観光客89%減

インドネシア中央統計庁(BPS)は、同国の観光業界は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を大きく受け、依然として低迷状態にあると指摘した。

2021年1月にインドネシアを訪れた外国人観光客は14万1300人で、前年12月と比べ13.9%の減少、前年同時期と比べると89.05%の大幅な減少となった。BPSのスハリヤント長官によると、外国人観光客の減少の要因として、新型コロナウイルス変異株の流行や各国で施行された渡航禁止令などが挙げられる。

2021年1月にインドネシアを訪れた外国人観光客の内訳をみると、53.2%が東ティモール、34.2%がマレーシア、 2.4%がパプアニューギニア 、そして10.2%がその他の国からとなっている。

星付きホテルに分類される宿泊施設でも、外国人観光客減少のあおりを受け、客室稼働率が大幅に低下している。特に観光産業に大きく依存しているバリ州では客室稼働率が最も低くなっている。