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服役囚のワクチン接種に疑問の声 国家汚職委員会(KPK)が説明

刑務所に収容されている服役囚への新型コロナウィルスのワクチン投与を巡り、国民から疑問の声があがっている。この事態を受けて汚職撲滅委員会(KPK)のフィルリ・バフリ議長は2月26日、地元紙の取材に答えた。

フィルリ議長は、「政府は服役囚を含むすべての国民の安全を維持する義務がある。服役囚は刑務所職員や捜査官、家族、弁護士などさまざまな関係者と接触する機会が多いためワクチン接種を受ける必要があり、これは関係者を守ることにもつながる。」と説明。

健康であることは、服役囚を含め全国民の人権だと強調した。今回ワクチン接種を受けた服役囚のひとりに、新型コロナウィルスの経済対策として実施した生活必需品の無料配布を巡る贈収賄の疑いで、昨年12月に逮捕された元社会相のジュリアリ・バトゥバラ受刑者も含まれている。