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ジョコウィ大統領の「外国製品を嫌おう」発言が混乱招く

ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は3月4日、2021年商業省全国作業部会で、国民に対して国内製品を愛し、誇りを持つよう呼びかけるとともに「外国製品を嫌い、国内製品を愛そう」といった趣旨の発言をしたことが話題を集めている。

ジョコウィ大統領は、国内製品の消費喚起が必要と考えており、国内製品の消費を促進することで「ドミノ効果」を生み出し、国内経済を動かす推進力の向上につながるとの見解を示した。一方で、国内製品が国民に選ばれるためには、「競争力のある価格」、「品質向上」、「トレンドに沿ったパッケージ」が条件にあると述べた。

「外国製品を嫌おう」との発言が話題を集めていることについてジョコウィ大統領は、翌日出席したインドネシア青年実業家協会(HIPMI)の作業部会で、「(外国製品を)嫌っても構わないだろう。嫌いになってはいけないという決まりはない。」と言及した。