汚職撲滅委員会(KPK)は2月26日夜、南スラウェシ州知事のヌルディン・アブドゥラ容疑者(58)をインフラプロジェクトに絡んだ収賄容疑で逮捕した。ヌルディン容疑者は日本に留学経験がある親日派として知られ、清廉なイメージで評判だったという。
KPKは、PT Agung Perdana Balaumbaの元取締役アグン・スチプト容疑者から南スラウェシ州の元職員で秘書のエディ・ラーマット容疑者を通じてヌルディン容疑者へ渡された現金2億ルピアとスーツケースを押収した。
KPKはヌルディン容疑者を含む6人の関係者を逮捕し、今後詳しく調べる方針。