国営インドネシア鉄道会社(KAI)は12日、市内から郊外を結ぶ軽量高架鉄道(LRT)ジャカルタが2022年7月に運用開始となる見通しを明らかにした。
KAIによると、同社と他の国営建設会社であるPT.Adhi KaryaやPT.Inka、PT.LEN Industriの協働によりプロジェクトは順調に進み、同月5日時点でLRTジャカルタの第1期工事の工事進捗率は83.37%に達しているという。
KAIのサイド・アキルチーフコミッショナーは10日、東ジャカルタ区チブブールにあるハルジャムクティ駅の視察を終え、「LRTジャボデベック(ジャカルタ特別州と西ジャワ州ボゴール、デポック、ブカシを結ぶ)を含む今回の国家戦略プロジェクトは滞りなく進行し、問題は何もない。
LRTの建設により交通渋滞を減らすことが可能となり、国民の経済を後押しする大きな社会的影響を与えるだろう」と述べた。