ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は6日、現在試験運転を行っている大量高速交通システム(MRT)に初めて乗車した。大統領が試乗したのは、中央ジャカルタのホテルインドネシア交差点から南ジャカルタのルバックブルス間、約16キロ。
試乗後の会見では「MRTにより交通渋滞が緩和され、首都に住む皆さんがより効率的な生活が送れるようになるよう期待している」と語った大統領。試乗中は関係者と運賃についても話し合ったと述べ、現段階では8千から9千ルピアを想定しているという。
「MRT、次世代交通システム(LRT)、トランスジャカルタ・バスサービスや空港線などに代表される、公共交通システム構築は慢性的な交通渋滞解消の鍵」と強調したジョコウィ大統領は、今回試乗したMRT第1区間の工事は97%完成しており、予定通り来年の3月に開業できるとの見通しを示した。
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