西ジャワ州スバン県に住む小学4年生のアルディ君が14日、国会議事堂に招待されチロック(タピオカ粉で作った団子のおやつ)を販売した。
食料公社ブディ・ワセソ総裁やゴルカル党デディ・ムルヤディ議員、農業省モモン・スルモノ事務局長らが買い付け、チロックの売れ行きは好調だった。
今回アルディ君が招待されたきっかけとなったのは、デディ議員がプルワカルタ県チコポで早朝からチロックを販売しているアルディ君を見かけたことだった。デディ議員が話しかけると、「スバン県からバスに乗って売りに来た。兄がオンライン授業を受けられるよう携帯電話を買ってあげたい」と答えたという。スバン県とプルワカルタ県は57キロ離れており、驚き感心したデディ議員が国会議事堂でチロックを販売することを提案した。
アルディ君の父は墓掘人で母は足の病気で歩けず、小学1年生の頃からチロック販売を続けていたという