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バス転落事故運転手 ギアをNにしたまま走行か

12月23日に南スマトラ州の都市パガー・アラムで発生した大型バスが谷底に落下して合計35人が死亡した事故で、運転手がギアをドライブに入れていなかったことが捜査によって判明した。事故現場付近の路上にはブレーキをかけた跡が見つかったが、運転手はギアをニュートラルに入れたまま走行していたため、速度制御不可能に陥ったとみられる。
地元警察は、運転手の不注意による過失が事故の原因と特定した。また、バスが転落した場所が川付近であったことから、川に流された行方不明者の捜索が継続して行われていたが、事故から1週間後の12月30日に捜索が打ち切られた。
48人いたとみられる乗客のうち、35人が犠牲になり、13人が救助された。2019年には多くのバス転落事故が発生したが、その中でもこの事故による死亡者数が最も多かった。