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ジャカルタ州政府に対して警察が断食中の路上飲食物販売(サフール)の禁止を提案へ

ジャカルタ州警察は3月21日、今年のラマダン(断食)期間中、路上飲食物販売を禁止する条例を発令するようジャカルタ州政府に提案した。

日中の断食に備えた日の出前の食事「サフール」を対象とし、主に土曜日と日曜日の午前0時から午前5時までとする。

州警察ユスリル広報官は、「道路上でサフールを提供すれば、過密空間が生まれる可能性が高く、コロナ禍において得策ではない」と述べている。

州警察には飲食物販売を禁止する権限がないため州政府に協力を要請し、一方で公共の秩序を混乱させないよう行政警察隊(Satpol PP)が取り締まるなど、解決策を共に模索するための話し合いが必要だとしている。