NECは、ポリ袋・ゴミ袋の製造販売を行う日本サニパック株式会社のインドネシア生産拠点「PT. Sanipak Indonesia」へ遠隔業務支援サービスを提供したことを3月26日、明らかにした。
同サービスでは、コロナ禍で人の移動が制限される中、インドネシアで働く従業員がスマートグラスで撮影した映像をもとに日本の技術者が業務支援を行うことができる。今回提供したサービスは、スマートグラス5台を用いて3月から稼働開始している。
現地の作業者と日本の技術者の間でリアルタイムに映像・音声をつなぎ、遠隔から現地の業務を支援できるこのサービスは、NECソリューションイノベータが2016年に開発したもの。作業者用の端末としてスマートグラスを利用することで、ハンズフリーでの現場作業の共有が可能となる。