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インドサット、通信塔4200基を7.5億米ドルで売却へ

(c) TheJakartaPost

インドネシアの通信大手インドサットはこのほど、保有する通信塔4200基を7億5000万米ドルで売却すると明らかにした。通信塔の売却益は、インドネシア国内でのインターネット網の拡充に向けて投じる意向だ。
インドサットが通信塔を売却するのは、シンガポールのエッジ・ポイント・シンガポール傘下のエッジ・ポイント・インドネシア。インドサットの株主の承認を経て、取り引きは2021年第2四半期(4~6月)に完了する見込み。
インドサットはインドネシア国内で第4世代(4G)通信網を拡充するため、光ファイバーケーブルを設置し、基地局(BTS)するための資金を必要としている。同社はこうした事業に2021年に8兆ルピアを振り向ける意向だ
格付け会社フィッチ・レーティングスは、「(通信塔の売却により)積極的なネットワークの拡大に向けた財務面の柔軟性を高めるのを促す」と指摘する。