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テロリスト家宅捜索でFPI構成員会員証を発見

(c) Kompas

南スラウェシ州マカッサル市のカテドラル教会で発生した自爆テロ事件を受け、国家警察は3月29日、同自爆テロ事件に関与した疑いがあるとして東ジャカルタ区クラマチャティにある自宅兼車メーカーのショールームを家宅捜索した。

この家宅捜索で爆弾の部品とみられる証拠品を押収し、テロリストの疑いでこの自宅に住む男女2人を逮捕した。また同容疑者ら名義の元イスラム強権派団体「イスラム擁護戦線(FPI)」の会員証やFPIのロゴが入った緑色のジャケット、標章などが発見された。国家警察は、自爆テロ事件にFPIが関与した疑いもあるとして詳しい捜査を続けている。

FPIは昨年12月30日、政府6官僚・高官の共同決定書により「反パンチャシラ」を理由に強制解散させられ、事実上の活動を禁止されている。