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死刑判決のイ労働者を解放 マレーシア

マレーシアのシャーアラム最高裁判所は2日、死刑判決を受けていた東ジャワ州マドゥラ島サンパン県出身のインドネシア人マタリさん(40)に無罪を言い渡した。マタリさんの裁判は約2年間で6回行われ、インドネシア領事館の弁護士は検察が提示した証人や証拠は不十分として無罪を主張していた。
マタリさんの職業は建設業で、バングラデシュ人男性を勤務地近くで殺害したとして2016年12月14日に逮捕された。警察は、マタリさんが自分の妻とバングラデシュ人男性の関係を疑い嫉妬したことが動機とみていた。
マタリさんは今後、クアラルンプールにある出稼ぎ労働者保護協会によりインドネシア領事館へ送られる予定だが、帰国するかマレーシアに滞在を続けるかは決めかねているという。
これまでマレーシアで死刑判決を受けたインドネシア人は437人。301人が釈放され、残りの136人は、今も死刑が執行される可能性がある。