ごみの埋め立て地不足と、180万人の住民に供給するための電力が不足しているという2つの問題を一挙に解決することを目指して、南タンゲラン市でごみ焼却発電所の建設が計画されている。
現在、同市で唯一のごみの埋め立て地はごみが16メートルの高さにまで積み上がり、付近の川にごみが流れ込む事態となっている。この場所に1兆7000億ルピアを投じて新たな発電所を造るという。同市では毎日970トンのごみが発生し、そのうち300トンがこの埋め立て地に運ばれ、残りは民間業者の埋め立て地に運ばれている。
新たな発電所では1000トンのごみから15メガワット時(MWh)の発電が可能になる予定で、今年後半から建設が始まり、2年での完成を見込む。北ジャカルタでも同様のごみ焼却発電所が建設中で、こちらの場合は2020トンのごみから38メガワット時の電力を生み出すことができるようになる予定。
コメントを残す