ジョグジャカルタ特別州バントゥル市に住む男児(10)が1日、サテアヤム(焼き鳥)を食べた後に死亡する事件があった。
警察によると、配達員である男児の父親がサテアヤムを配送先に届けたところ、受取人の男性は送り主不明を理由にこれを拒否。
男児の父親は自宅に持ち帰ったという。そのサテアヤムを食べた妻と男児は頭痛を訴え嘔吐を繰り返した。搬送先の病院で妻は一命を取り留めたものの、男児は死亡が確認された。
その後の捜査で、警察はマジャレンカ市の女(25)を事件発生から4日後に殺人の疑いで逮捕した。女は、オジェックオンラインの配達サービスを利用して、男性に毒入りのサテアヤムを送ったと見られている。
男性は、同州警察刑事課の警察官だった。毒は、市場で簡単に手に入るネズミ捕り用のシアニド系殺虫剤と判明した。女の動機は分かっておらず、警察は詳しい捜査を続けている。