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第1四半期の成長率、マイナス0.74%に

インドネシア統計庁(BPS)はこのほど、インドネシアの2021年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)伸び率が前年から0.74%のマイナスとなったと発表した。

2020年第4四半期(10~12月)のGDP伸び率はマイナス2.19%で、21年第1四半期はそこから落ち込みが減速した。
BPSは21年第1四半期について、「依然としてマイナス成長だが、前期に比べては改善しており、経済回復のトレンドが示されている」と指摘する。

インドネシアでは新型コロナウイルスの流行拡大とそれを受けた移動制限により、2020年に約20年ぶりにリセッション(景気後退)に突入した。

一方、インドネシア政府が推進する総額699兆4300億ルピア(約484億米ドル)の景気刺激策や新型コロナウイルス・ワクチンの接種プログラムが景気回復のけん引役になると期待されている。