ジャカルタで「Lucy」や「Sky」といったレストランやバーを経営するLima Dua Lima Tigaはこのほど、インドネシア証券取引所への上場により、337億ルピア(約230万米ドル)となったと明らかにした。
2020年に新型コロナウイルスの流行拡大とそれを受けた移動制限により厳しい局面にあったことから、今回調達した資金は未払いの料金などの支払いに振り向ける意向だ。
同社は調達した資金の91.8%を従業員の賃金の支払い、従業員の教育、7カ所での新店舗設置、ジャカルタ中心部に置く店舗の1年分の家賃支払いに充当する意向だ。残り8.2%はバーの改修に使用する。
Lima Dua Lima Tigaは「2020年初め、飲食業は新型コロナウイルスの流行拡大により大きな打撃を受け、多くの企業は事業を伸ばすことができない状態に追い込まれた」と説明する。