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仏トタル インドネシアのガソリンスタンド事業から撤退

仏トタルはこのほど、インドネシアに保有する同社のすべてのガソリンスタンドを閉鎖したと明らかにした。インドネシアでは国営石油ガス会社プルタミナが市場で圧倒的な地位を持ち、市場が飽和状態にあると判断したため。

トタルは今回、「ジャカルタ首都圏とバンドンに保有していた18カ所のガソリンスタンドすべてを閉鎖した」と説明する。また「今回の決定は、われわれのビジネスポートフォリオを積極的に管理するためのわが社のグローバル戦略に沿ったものだ」と説明している。

一方、トタルはインドネシアの潤滑油の販売は継続する。

インドネシアのガソリンスタンド市場をめぐっては、2012年8月にマレーシアのペトロナスが競争激化を理由に撤退した。ペトロナスは2005年にインドネシアで同社にとって初のガソリンスタンドをオープンしたが、撤退に伴い15カ所のガソリンスタンドを閉鎖した。トタルはペトロナスに続く撤退となる。