新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止策として、2021年のレバラン(断食明け大祭)休暇中の帰省が禁止されている影響か、ジャカルタ首都特別州にある行楽地各所に多くの人が訪れ過密状態になっていることを受け、5月15日に同州政府は行楽地の一時閉鎖に踏み切った。
一時閉鎖が命じられたのは、アンチョール、タマン・ミニ・インドネシア・インダー(TMII)、ラグナン動物園の3か所で、営業停止期間は5月16日と17日。営業再開は5月18日の予定。
アンチョール地区は、過密状態による感染拡大が危惧されるとして15日の時点で急遽閉鎖され、すでにチケットを購入していた来訪者も、道路の通行止めによって同地区に進入できない状態となった。14日14時時点でアンチョールへの来訪者は3万人を超えていた。