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変異株の流入、インドネシア経済の回復の重しに

新型コロナウイルスの変異株の流入がインドネシアの経済回復の重しになりそうだ。インドネシア政府は2021年の同国の国内総生産(GDP)伸び率を前年比4.5~5.3%にしたい考えだが、変異株により感染が広がれば、目標達成は困難になるとみられている。

国営バンク・マンディリのエコノミスト、ファイサル・ラクマン氏は「新たな変異株により、感染が広がれば、政府の移動制限措置が厳格化ないし長期化する上、経済活動が制限され、消費者信頼感と企業信頼感が低迷するだろう。このため経済回復は遅れることになる」と指摘する。

インドネシア政府は17日、新たな変異株による感染者数が24人になったと発表した。これにはインド変異株も含まれているという。