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1人暮らしの盲目女性に救いの手 助けたのは元受刑囚のボランティア男性

スマラン県ゲタサン郡で1月22日、27年間1人暮らしをしていた50代の盲目の女性に救いの手を差し伸べた男性がいた。男性の名前はアルディアンさん。女性は誰からも介護を受けずに髪も切っていなかったため、髪の長さは2メートルほどになっていた。髪は固まり、ネズミや虫の糞が混ざるなど、衛生環境も最悪な状態だった。過去に近隣住民が手助けしようとしても、女性は噛みつくなどして人を寄せ付けなかったという。アルディアンさんは、ゆっくりと女性に話しかけ、髪を切ることを承諾してもらった。その後、女性は社会財団に保護されている。女性を助けたアルディアンさんは、人道主義ボランティアに所属し、スラウェシ州パルやリアウ諸島の震災地に食糧を運んだ活動経験もあるが、実は過去に窃盗罪などで2度服役したことがある。アルディンさんは、「自分の子どものために改心した。これからは社会に貢献したい」と話している。