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武漢からインドネシア人救出のためバティック・エア機を派遣

中国湖北省武漢市とその周辺で身動きが取れずに留まっていたインドネシア人245人の救出のため、インドネシア政府は1日、スカルノハッタ国際空港からバティック・エアのエアバスA-330型機を派遣した。
同機は同日午後1時10分頃、パイロット、乗員に加え、外務省、保健省、インドネシア軍関係者らからなる救出チーム42人を乗せて出発した。帰国後はナトゥナ島で全員を隔離後、健康状態に問題が無いことを確認した後に家族との再会が許可される。軍幹部によると、ナトゥナ島には軍が管理する病院が3つあり、合計で300人を収容できる。
派遣されたバティック・エア機にはHEPAフィルター付きの空気清浄機が設置されており、機内の空気中のウィルスやバクテリアを減少させることができるという。同機は帰国後に殺菌・消毒を行い、14日間を経過した後に通常のフライトに使われる予定という。