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大手銀行ICチップ型カードへの切替 一部締切迫る

インドネシアの各銀行は、発行済みATMカードをICチップ内蔵型へ早急に切り替えるよう顧客に呼び掛けている。銀行毎の締切が異なるため、注意喚起も兼ねる。

中央銀行回状第17/52/DKSP号の規定で、2021年中に従来の磁気ストライプ型からICチップ型への切り替えを要請されたことが端緒となった。

インドネシア最大のマンディリ銀行は、カードの有効期限毎に3段階の締切を設け、最終締切(有効期限が26年以降)は7月1日と間近に迫っている。その他、BNI銀行(バンク・ヌガラ・インドネシア)は11月30日、一方でBRI銀行(インドネシア国民銀行)やBCA銀行(バンク・セントラルアジア)は12月末までとしている。

各銀行が設定した締切までに顧客が手続きを行わない場合、従来のカードは使用できなくなる。切替の目的は、取引の安全性を高め、国内ATMカードの仕組みを国際基準に合わせるためと説明されている。