インドネシアは現在、環境保護や気候変動対策に向け、総額8億3600万米ドル規模のグリーンファンドを調達するため、交渉を行っている。
インドネシア政府傘下のインドネシア環境ファンド(IEF)は先に、グリーンファンドに向け、少なくとも6団体のドナーと交渉をしていると説明した。調達した資金は2021年から2030年の環境関連プロジェクトに充当される見通しだ。
インドネシア政府は、NDC(パリ協定に基づく温室効果ガス排出削減目標)の達成に向け、2030年までに温室効果ガスを大幅に減らす方針だ。
インドネシア政府はNDC達成には2018年から2030年に、少なくと2470億米ドルが必要だと試算している。