フジッコ株式会社は、日系スーパーマーケット「パパイヤ」を展開するマスヤグループと合弁事業を開始したことを5月24日、明らかにした。フジッコが合弁による海外事業を展開するのは初めてとなる。
既に今年3月末に出資の上、合弁会社化が完了し、ハラール認証を取得した既存の食品工場の改修を5月から進めており、フジッコブランド製品の製造・販売の早期実現を目指すとしている。
フジッコは、インドネシアでの日本食市場の広がりや、コロナ禍での現地の健康意識の高まりに対応し、同社の企業メッセージ「おいしさ、けんこう、つぎつぎ、わくわく」をキーワードとしてマスヤグループとともに事業の拡大を進めていくとしている。
なお事業開始当初はインドネシア国内販売が主体となるが、将来的にはアジア諸国やイスラム圏向けのフジッコブランド製品の製造・販売も視野に入れて事業拡大を狙うとのこと。