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製紙工場でガス漏れ 数百人に被害 カワラン

西ジャワ州カラワン県の製紙工場で3日午後、ガス漏れが発生した。近隣住民102人がガス中毒の症状を訴え、医療機関に搬送された。

多くの住民に呼吸困難や頭痛、嘔吐の症状が確認された。ガス漏れが発生したと見られるのは、ピンド・デリ・パルプ・アンド・ペーパー・ミルズの第2製紙工場。

被害者のひとりペンディさんによると、「鼻を刺すような異臭がし、動悸がした。これまでも頻繁にガス漏れがあったが、今回は特にひどかった」と話している。カワラン警察は工場関係者や参考人6人から取り調べを行い、ガス漏れの原因や管理に問題がなかったかなど詳しく調べている。