インドネシア貿易省はこのほど、中国・湖北省武漢市を発生地とする新型コロナウイルスによる肺炎の流行拡大を受け、中国からの動物の輸入を禁止することを盛り込んだ貿易省規制10号(10/2020)を出した。
規制10号は2月7日に発効し、哺乳類、は虫類、家禽類など少なくとも53に上る動物の輸入を禁じることが規定されている。具体的には、馬、ロバ、豚、羊、ヤギ、水牛に加え、ヘビ、カメなどの輸入が禁止されているという。またサーカスなどの動物の入国も禁じている。
規制10号の発効後にインドネシアに到着した該当する動物に関しては、送り返すことが求められる。