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屋台の息子から警察官に 父に感謝

中部スラウェシ州パル市で2月20日、警察学校の任命式で警察官の制服を着た青年が跪き、年配の男性の足に感謝のキスをしている写真がSNSに投稿され話題となっている。
地元紙の取材によると、青年はモハンマド・リズキ・サプトラさん(19)で、警察学校の生徒だ。採用試験に合格し、今年3月から警察官になるという。そして男性はリズキさんの父親スプリヤディさん(57)で、移動式屋台で野菜サラダのガドガドや焼き鳥を売っている。
スプリヤディさんは、リズキさんから警察官になりたいと打ち明けられた際、経済的な理由からしばらくは悩んだが、息子に夢を諦めてほしくないと応援した。リズキさんは警察官になって、両親へ家をプレゼントしたいという。スプリヤディさんは「常に謙虚で、誰にでも優しい人でいるように」と息子へメッセージを贈った。