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ルフット調整相 中国とシンガポールにコロナで援助要請へ、専門家早急にすべし

ルフット・パンジャイタン海事・投資担当調整相は7日、新型コロナウィルス感染拡大が続くインドネシアで、一日あたりの感染者数が4万人を越える場合、シンガポールや中国に医療支援の要請を検討していると明らかにした。

この発言に対しオーストラリアのグリフィス大学で疫学を研究するディッキー・ブディマン氏は、「現在のインドネシアは危機的状況にあり、政府が想定する感染者数を越える前に早急に策を講じるべきだ」との見解を示した。

またディッキー氏は、インドネシアには優秀な医療従事者がいるため、人材支援は受けずにワクチンや薬、その他の医療機器の支援で十分であるとも付け加えた。同氏は、「第2波」の感染者数のピークは7月19日から8月15日に迎えると予測している。