大統領警備隊員が警察官と口論する様子がSNSで拡散された事件で8日、アディ・ウィボウォ西ジャカルタ警察長官が、事件は解決済みと述べた。
発端となったのは西ジャカルタ区ダアン・モゴットで7日夜、緊急活動制限(PPKM Darurat)で通行禁止となったエリアへ誤って侵入した大統領警護隊員を警察官4人が取り囲み、詰問。その後、事件を知った大統領警備隊員約50人が西ジャカルタ警察を訪れ、警察官の態度に抗議する騒ぎとなった。
アディ警察長官は、中央ジャカルタ区タナアバンの大統領警護隊本部を訪問し、「警察官に行き過ぎた態度があった」として正式に謝罪したと公表している。