EC大手のブカラパックは9日、新規株式公開(IPO)計画を正式に発表した。国内のユニコーン企業がインドネシア証券取引所(BEI)へ上場するのは今回が初となる。8月6日の上場を予定している。
目論見書によると、発行済み株式の25%にあたる257億6550万4851株の新株を発行する。公開価格は1株あたり750ルピアから850ルピア。目標調達額は国内最大規模の21兆9000億ルピアで、これが実現すれば2008年にAnergy Tbk社が調達した18兆8700億ルピアを上回ることになる。
ブカラパックの最高経営責任者(CEO)は「このIPO計画を通して、ビジネスネットワークをより強化し、デジタルエコシステムの実現によって誰もが共に成長する機会を与え、インドネシアの中小企業を発展させることができると考えている。」とで述べた。