インドネシア世論調査機関(LSI)は18日、新型コロナウイルスワクチン国民調査の結果を発表した。
調査結果によると、ワクチンを接種していないと回答した約83%のうち、接種したくないと回答したのは36.4%にのぼった。ワクチン接種に消極的である理由は「副反応が怖い」(55.5%)が最も多く、次いで「ワクチンに効果がない」「健康なのでワクチンの必要がない」であった。
その他「ハラルであることを疑っている」「ワクチンのために出費したくない」「多くの人が接種するなら自分は打ちたくない」との回答もみられた。
この調査によると、ワクチンを1回もしくは2回接種した人は約17%にとどまった。
調査は2021年6月20日から25日に電話で行われた。電話をかけた7477人のうち回答数は1200人。調査サンプルは性別、地域、年齢、宗教、民族の観点で全国的な人口特徴に準じている。