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近絶滅亜種のスマトラトラの目撃相次ぐ

リアウ州インドラギリ・ヒリル県のアブラ椰子農園で、赤ちゃんスマトラトラ2匹を連れて歩くスマトラトラの姿が目撃された。農園で働く作業員がその様子をビデオに収めており、拡散された動画が話題となった。6月に撮影されたものと見られている。リアウ州の天然資源保護事務所(BKSDA)によると、この3匹は今年4月にも同事務所が設置したトレイルカメラに映っていたという。

一方で西スマトラ州の天然資源保護事務所では14日、捕獲用の箱罠にかかっていたスマトラトラを保護している。スマトラトラは、国際自然保護連合(IUCN)が作成する絶滅の恐れがある野生生物のリストで絶滅寸前を意味する「近絶滅亜種」に分類されている。