ブディ・カルヤ・スマディ運輸相は2月27日、新型コロナウイルスの感染症対策のため、サウジアラビア行の全便を同日から暫定的に欠航するよう各航空会社へ要請した。サウジアラビア当局からの要請を受け、外務大臣や宗教大臣、国営空港会社アンカサプラⅠ・Ⅱなどと共に決定したという。
いつでも参加できる略式メッカ巡礼(ウムラ)や観光ビザで同国を訪れるインドネシアからの巡礼者や観光客は多く、今回の突然の決定によりスカルノハッタ空港で出発を待っていた人々が取り残された状態となっている。
また国営ガルーダインドネシア航空は、すでに同国へ出発し滞在しているインドネシア人の帰国のため空席のままで出発し、現地に向かうという。
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