気象庁(BMKG)によると、中部スラウェシ州トジョ・ウナウナ県で7月26日午後8時9分頃(現地時間)、マグニチュード6.5の地震があった。
強い揺れを感じた海岸付近の住民数百人がパニックになり、高台に避難した。震源地は同県から北東55キロ地点で、震源の深さは10キロ。津波は発生しておらず、人的・物的被害は報告されていない。
地震発生の原因に関してBMKGは、局所的な断層の変化によって生じる浅い地震との見解を示した。またこの地震でアンバナ周辺の変電所が影響を受けて約2万9400戸が停電したが国営電力会社(PLN)によると、地震発生の翌日午前2時頃に復旧したという。